ヤサイセイカツ~青の野菜~

日常とか萌え語りとかをまったりと。 たまに絵を貼ります。 結構愚痴ったりもします。 諸々吐き出しの場ですが、よろしければおつき合いください。
  [ 文芸漫談「こころ」 ]
2013-09-27(Fri) 23:59:51
奥泉光×いとうせいこうの文芸漫談見てきました@成城ホール。
今日のテーマは「こころ」!(だから行ったんだけど。笑)
文芸漫談初めてだったけどめっちゃ面白かった~!
「こころ」をゆるく楽しく、でも鋭く語るお二人。90分あっと言う間だった~。

以下、何となく覚えてることを箇条書き。メモなんて取ってないのでいい加減ですw

●漱石とは思えないヘンな小説。章のタイトル(「両親と私」とか、小学生の作文か!というツッコミ(笑))、分量のバランス、何なの?失敗作なんじゃない?
●海で青年が年上の男性を見初めるとか、始まりからしてBL風味すごいw←たびたび出る話題(笑)。
●出会いのシーン、先生の連れは西洋人、私も中国人の友達がいる描写。結構ワールドワイドな雰囲気を持っている(この後は全く出てこないが(笑))。
●先生はコミュニケーション不全。大方の事象の理由はこれ。
●先生は自分で自分を追い込むようなことばかりやっている。
●お嬢さんを好きなのに、お嬢さんの気持ちを確かめる方法を全部自分でつぶしたり。
●Kがいないうちは、先生を憎からず思ってる様子の大家母子の思い通りになりたくないと言い、Kが来てからは、お嬢さんがKを好きかもしれない、だったら告白なんかしても意味ないと勝手に決めつけ。
●そんなKも、半ば無理やり自分が下宿に引っ張ってきたもの。わざわざ嫉妬の原因を必死になってつれてくるとは…。
●他者とのコミュニケーションを切望しているのに、ちょうどいい感じで他人と接することができない先生。
●「先生の遺書」、何千万の人間の中で「私」にだけは秘密を打ち明けようと思う的なことを冒頭で言う。これは中学生あたりにはたまらない魅力的なフレーズ!(笑)
●でもラストの方で、「あなたや他の人にとってもきっと参考になるでしょう」的なことを言う。「私」だけじゃないのかよ!(笑)
●というか、もともと先生はこの遺書を他人にも見せるつもりで書いていたのでは。
●奥さんだけには見せないでほしい、でも世間には出してもいいよ的な、どうすりゃいいの感(笑)。
●ていうかむしろ「私」から奥さんに伝えろと言っている?
●先生が望む他者とのコミュニケーションを実現させて豊かな家庭を築くには、奥さんの理解が不可欠。Kのことを言ってしまって、許してもらえばいいんじゃんと傍目には思うけど、それができないコミュニケーション不全な先生。
●「遺書」にしても、あそこまで自分の秘密を「私」にさらけ出して、ようやく心を許した相手を得て深くコミュニケーションできるようになったかと思ったときにはもう先生は死んでしまっている…どうしても先生にはできないことなのだ。
●その先生の孤独とか、(どうしようもない魔的なもののために?)自分を追い込むように動いてしまう心を描こうとした作品なのかも。
●Kと房総に行くシーンで、「私」がわけのわからないことを叫んだりしているが、漱石もそんなふうに衝動に駆られて、巧者とも思えない支離滅裂さで、コミュニケーションの欲求を、それができない孤独を、さらけ出したくても全部は出せずに、絞り出すようにこの作品を書いたのではないか。
●あと、先生がすきなのはお嬢さんじゃなくKの方で、お嬢さんにKを取られないために、自分がお嬢さんとくっついたのではないか、とか、たびたび出るBL解釈の話(笑)。

覚えてるのはこんなような感じかな。。。
あとは、いとうさんがみうらさんと仏像とかを見に旅行に行くといっつもほもと思われるとかw、奥泉さんのスズメバチとのバトルの話とか、細かい楽しい話多数!

ずっと笑いっぱなしで、でもなるほど~と思う所だらけで、何とも快感なトークでした。
ラストの、奥泉さんのフルートといとうさんの効果音?(アレは何というのか…何か音の出る小さなマシンを操ってた)による、その「こころ」で描かれた孤独的なものをテーマにした演奏も素敵でした☆
お二人の共著買ってサインいただいてきた♪

テーマになる作品は、やっぱり知らないよりは知ってた方がより良いだろうな~という感じ。自分はおととしの舞台前に読んだきりだったけど、何となく分かってたおかげで非常に楽しかったです☆
好きな作品がテーマになることがあれば、またぜひ行きたい! 有意義な時間を過ごさせていただきました♪
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